興信所の評判と契約書の確認が重要
興信所の評判を決める大きな基準として、契約書があります。
【契約内容】
1日6時間以内の調査を実施する。
調査を行う期間は3ヶ月以内とする。
この契約内容でおかしいところはどこかわかりますか?
そうです、「1日6時間以内」、「期間は3ヶ月以内」の2つの項目です。
この契約書に従うのであれば、1日の調査時間は1時間でも、数十分でも契約違反をしたことになりません。
これを3ヶ月間以内ですと、明確に日数を決めていないので、1日数分の調査をやっただけなのに、1日6時間。
3ヶ月で90日として、540時間。
調査員2名で1時間の人件費が15000円だったら、81万円の調査費用が必要という計算になります。
実際には数時間しか調査をしていないにも関わらずです。
契約書で確認をする時に注意しなくてはならない重要事項が、調査員が何人で、1日の調査時間は何時間、それをどれだけの期間で行うのか明確に決めておく必要があります。
先ほどの契約内容を正しく直すと以下のようになります。
【契約内容】
調査員2名で、1日6時間の調査をおこないます。
調査期間は3ヶ月間です。
これで、契約内容は正確なものになりました。
契約書の内容をしっかりと確認しておき、そして不備を見つけたら直ぐに指摘することです。
しかし、間違った契約内容を当たり前のように提示してくる興信所や探偵事務所は止めておいたほうがいいとは思いますが。